あっせんは、裁判のように「勝ち負け」を決める場ではありません。
中立的な場で、当事者同士が落ち着いて話し合い、合意による解決を目指す制度です。
まずは全体像を、図でつかんでみてください。※制度の利用可否や進め方は、事案により異なります。まずは状況整理からご相談ください。
最初は「何が問題なのか」「何を望んでいるのか」が曖昧なままでも大丈夫です。
状況を整理しながら、次に進むべき方向を一緒に見つけていきます。
あっせんは、公的な仕組みの中で進む話し合いです。
「個人対会社」のまま抱え込まず、制度の場に乗せることで、落ち着いて整理しやすくなります。
ここが一番大切な工程です。
感情をぶつけるのではなく、事実と希望を分けて「伝わる言葉」に整えることで、 話し合いがこじれにくくなります。
中立的な進行のもとで、当事者が話し合います。
目的は対立を深めることではなく、「納得して終われる着地」を探すことです。
合意ができたら、そこで区切りをつけて前に進みます。
勝ち負けではなく、消耗を抑えながら「整理して終える」ための出口です。
特定社会保険労務士は、話し合いの中心に立って「争う」役割ではありません。
当事者が落ち着いて話せるように、言葉と整理を支える立場です。
補足
もし「裁判までは考えていない」「できれば穏やかに整理して終えたい」と感じている場合、 あっせんは検討に値する選択肢になり得ます。
状況により適切な手段は変わりますので、まずは現状を整理するところからご相談ください。